2018年05月30日

デリカD-5異音

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デリカD-5
異音とエンジンオイル交換でご入庫頂きました。

異音は、低速時にコッコッコと駆動系の回転と共に
音が発生してるとのことです。
一緒に来られてた奥様は私にはまったく聞こえないんですけどね。と。。。

お話を伺いながら推測すると、ドライブシャフトのグリースがドロドロに溶けてしまった
ベアリングがケースに当たって出てる音だろうと推測し、
試運転してみると全然違う。。。
思っていたより音の周期がかなり速い。
S様からお伺いした通り、駆動系からの音で間違いないけど、
異常とは言えないレベルの音。
だけど一度気になると気になって仕方がない!!!
音の発生源はCVT本体しか考えられない!!!

工場に戻りリフトに乗せて、Dに入れてタイヤを空回ししてみると、
CVT本体から、コココココココと音。

S様に連絡をし、CVT本体から音が発生している事を伝え、
CVTFの交換をおススメしました。
交換して音が止まるとは言い切れないけど、可能性はある。
保護成分の強いSOD-1も添加する事になりました。
モチュールのマルチCVTFを使用!
8Lの交換でかなりきれいに交換できました!!!

そして試運転すると。。。。。
音が大きくなった気がする。。。。。
ん。。。。。
いやオイルがまだなじんでいないせいかもしれない!
と思い工場の周りを一周走ると大分音が小さくなった気がする。

もう少し走ればもっと馴染むはず!と試運転。
作業者の松岡と2人で音に敏感になりながら試運転。
と。お互いに別の音が大きくてCVTの異音が聞き取りにくい。。。。
エアコンの音が大きい。。。
とりあえずエアコンの音を小さくしよう!と意見が一致。
絶対にガスが減ってる!
工場に戻り、エアコンガス入れ替え機?
エアコンドクターS3って名前の機械。
この機械の良いところは、今現在入っているガスの量を
知ることができるので、漏れているのか、
自然と経年で減っているのかの目安になります。
今回は120g減っていました。
10年間補充無しだったと考えると、
漏れがあるとは思えません。

ガス量を規定値まで入れると、エアコンは静かになりました!!
ってメインの作業は完了してませんが、あとは入れたオイルの性能
とSOD-1の性能に頼るしか無いです。。。。

S様にはそのまんまお伝えし、500kmぐらい走ると、SOD-1が
完全に馴染むだろうから、それぐらい走っても音が消えない場合はもう一度
来ていただくようにお伝えして様子を見てもらうことになりました。

ちょっとすっきりしない事例でした。。。。。



Posted by Sunny day auto service at 14:22│Comments(0)
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