加速が悪い?

Sunny day auto service

2012年01月07日 18:10

平成12年式のダイハツアトレーが60km/h位から加速が悪いとの事で入庫。
お客様は「ターボの効きが悪いような気がする。」との事。

試運転してみると、60km/hからの加速が悪いというより、
全体的にエンジンがスムーズに作動してないような感じ。

会社に戻り、車の整備履歴を見ると1度もスパークプラグの交換歴が無い。
走行距離が丁度4万キロなので交換部品の第一候補!

現車を確認すると、スパークプラグの状態は良くないし、
エアクリーナフィルターは何度も清掃してくたびれきった様子なので第2候補!

エンジンルームを調べてみると、バキュームホースが一つ遊んでる。
相方はどこにいるかな?と探すと、エアクリーナーボックスに元相手を発見。が、
残念ながら折れてる。。。
う~ん。通常ならエアクリーナーボックスの交換になるのだけど、
なんだかたったそれだけの為に交換はもったいない!ってことで
近所のバイク部品専門店の南海部品に買い出し。(結構求めているマニアックな部品が売ってる。)
丁度良い部品(パイプ)を発見。なんとたったの300円!!
会社に戻り、ボックスにドリルで穴をあけて、買ってきたパイプを加工して、ホットボンドでバキューム(負圧)が漏れないように接着して作業完了~。

上記の作業は、一般的に見て関連のある消耗品の交換を行っただけで、
これで症状があまり改善されなければ、他に原因がある。
とこんな感じに原因を追い詰めていきます。

ちなみにスパークプラグの交換の基準はノーマルタイプで2万キロ~3万キロ 
高級品は10万キロ持ちますが、お勧めは5~7万キロ毎ですかね。
エアクリーナフィルタは5万キロ毎です。(汚れ、詰まりにもよりますが。。。)

わくわくしながら試運転です。
すると、出足から加速が全然違う!!!
無事に作業終了です。

あ~今日も良い1日でした!!

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