2011年03月10日

車の癖

車検時のブレーキ検査

ブレーキの検査は、車を巨大なルームランナーの様なテスターの上に載せブレーキを踏み測定するんです。


ブレーキは制動力が基準値以上に出ているかと、左右の制動力の差が大きければ失格となります。

これが、ドラムブレーキだったら調整もできるのですが、
ディスクブレーキだと調整が無い!出来ないんです。

最近立て続けに2台ほど左右の制動力の差で検査に通らない事がありました。

この2台に共通してる点は、オーナーが高齢なんです。
恐らく、ブレーキを優しく、ゆっくり踏んでいるのだと思われます。

原因は、ブレーキパッドとローターのあたり不良と、
ブレーキのピストンの動きが悪くなってるのと、
スライドピンの動きも悪くなってる事だと思われます。
(どこが特に悪いわけではないけれど、全体的に動きが緩い。)

最初はブレーキをばらしてスライドピンの固着をとり、ブレーキパッドとディスクローターの表面を研磨して、予備検査のラインを通してみると、先ほどより制動力が落ちてます。。。
がっくりです。。。。
しかし、触った部品で制動力が変わるのは触った部品が原因だと言う事もわかるのです。

そこで最終手段??ブレーキパッドに当たりをつけるために、
若干危険ですが、アクセルを踏んだまま、ブレーキを踏む。
やりすぎは車に負担がかかるので、程度をみながらやります。

すると、左右の制動力はピッタリ一緒に。
無事に車検の検査をパスすることができました。

恐らくこういうことが、乗り手によって車に癖が付くって事なのだろうなと。


同じカテゴリー(車検)の記事画像
ALTEZZA 車検と車高調取り付け
コペンのサスキット交換!
ヴィッツもりっと車検
ミラジーノ車検!
ヘッドライト検査
VITZ車検
同じカテゴリー(車検)の記事
 ALTEZZA 車検と車高調取り付け (2018-07-09 12:58)
 コペンのサスキット交換! (2016-01-09 22:05)
 ヴィッツもりっと車検 (2015-11-17 22:38)
 ミラジーノ車検! (2015-09-19 17:23)
 ヘッドライト検査のその後。。。。 (2015-09-15 13:35)
 ヘッドライト検査 (2015-09-03 18:40)

Posted by Sunny day auto service at 08:15│Comments(0)車検
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。