福岡の整備工場　SUNNY　DAY　AUTO　SERVICE

今、阪下自動車の道を挟んだ正面ではマンションを建設中。
噂ではマンションなのに１００年住宅だとか。。。

出来る事なら買いたい。。。。無理ですけど。。。

そんな建設中の作業を見ながら、
自分の作業と言えばタイミングベルトの交換とウォーターポンプの交換。
このウォーターポンプのガスケットが非常に曲者なんです。

ウォーターポンプのガスケットに使われてる材質は基本的に２種類あって一つ目はブリキ？かな薄い鉄のガスケット。もう一種類のガスケットが超曲者それは紙。厚めの紙。

この紙のガスケットがエンジンのブロック側にくっ付いてしまってると、剥がすのが大変。

ただ紙を剥がすだけなのに、剥げない！！
１０万キロ走ったエンジンの熱で硬くなりガッチリくっ付いてるんです。

狭いエンジンルームに手を突っ込んで、忍耐強く少しづつ削って剥がすしかないんです。
それも完璧に剥がさないと、水漏れの原因になるので、最後の一欠片まで剥がすんです。

それが、夕方になってきて、肌寒くなってくると寂しい気持ちになる作業なんです。

外を眺めながらガスケットを剥がしてると、工事現場では次々を１０ｍぐらいある太くて長い杭をテンポ良く打ち込んでいくんです。見ていて気持ちいいくらいに。。。

ああ、同じ一時間なのに彼らは大きな杭を地面に打ち込んでいるのに、
自分は１５ｃｍ位の面積の紙をゴシゴシ削ってる。

ガスケット剥がしてる時、現場で作業してる人たちが輝いて見えました。